このページでは、Googleマイビジネスの「店舗コード」について徹底解説しています。
店舗コードとは?
Google Supportページでは、店舗コードを次のように定義しています。
アカウントの変更が正しく適用されるようにするため、個々のビジネス情報に割り当てられる固有の ID です。
引用元:Google Supportページ
正直わかりにくいかと思いますが、基本的に複数店舗を管理している場合にのみ使うとだけ覚えておくと良いでしょう。1~3店舗くらいであれば利用することは滅多にありません。
店舗コードを簡単に言うと、複数店舗を管理するためのIDだと思ってください。
店舗コードはどんなシーンで用いられるのか?
チェーン店などがGoogleマイビジネスを登録する際、場合によっては100、200店舗と登録しなければならないですよね。その時一つ一つ手入力で全て入れていくのは大変です。
そんな時にGoogleが用意している「ビジネス情報を一括登録するためのテンプレート」を使うのですが、ファイルをエクセルで開くと先頭に店舗コードの項目が用意されています。
この店舗コードを利用することで、同じビジネス名でもどこの場所のどんな店舗かすぐに把握することができるようになります。店舗の数が多ければ多いほど有用です。
例えば、新宿・渋谷・笹塚・蒲田などの店舗を追加しようと思っている場合は、管理がしやすいように次のように設定するのも良いでしょう。
- TOKYO001
- TOKYO002
- TOKYO003
- TOKYO004
単純に「A1」「A2」のように店舗コードをつけてしまうと、店舗数が増えるにつれて管理しにくくなります。全国展開しているお店であればなおさらです。ですので店舗コードは、その地域やどんな店舗かで区別しながらナンバリングしていくと、管理がしやすくなって便利です。
店舗コード設定の注意点
店舗コードを設定する場合は、次の点に注意してください。
- 半角64文字以内であること
- 先頭や末尾にスペースが含まれていないこと
- 特殊文字やURLが含まれていないこと
これらに該当していると、エラーで登録できないので気をつけましょう。ちなみに特殊文字とは、ザックリ言うと「記号」です。()、<>などが特殊文字に該当します。
まとめ
店舗コードは基本的に、店舗をかなり多く持っている経営者が利用する項目になります。1店舗の場合はまず使うことがないので気にする必要はないでしょう。
最後に、店舗コードについてまとめます。
- 店舗コードは複数店舗を管理するためのIDと置き換えてもOK
- 基本的に多数の店舗を持っているチェーン店や系列店が使う項目
- Googleマイビジネスに一括登録する時に便利
店舗コードを設定しても第三者にそれが見られることはありません。ログインしている自分以外は見れない識別IDとなっているので、その点は安心してください。